2024年も無事終了いたしました

2024年

ぴっくるの星山です。

2024年7月13日~15日にかけて行われました「学生チーム対抗ゲームジャム2024」ですが、おかげさまで無事に終了いたしました。
去年から再開したこのイベントですが、今回で6回目の開催となり、今回は5校5チーム+プロ2チームでの開催となりました。

今回のテーマは「よこしま」でした。
(テーマについてはこちらの動画で考察を行っています)
各チーム色々なアイデアを出してゲーム制作に取り組んでいました。

ここでは各チームが3日間で完成させたゲームを紹介していきます。

チーム1 アミューズメントメディア総合学院

チーム1はアミューズメントメディア総合学院の1年生と2年生混合の4名チームです。

ゲーム内容は極悪非道の悪徳社長を更正させるため、会社を破壊して倒産させることを目的としたアクションゲームです。

巨大化した社長に捕まらないように、社内を壊していく中で警備員に見つかってはダメというせめぎ合いがあるのはGood。
ただギミックが少なすぎて、プレーがやや単調になりがちです。
破壊物に強度があって連打しないと壊せないとか、一定時間パワーアップする仕組みがあるなど、行動に選択肢を持たせると戦略がより出せて良いと思いました。

チーム2 東京国際工科専門職大学

チーム2は東京国際工科専門職大学の1年生と2年生混合の6名チームです。

ゲーム内容は、月に監禁されたかぐや姫を、竹を積んで月を目指し取り戻すアクションゲームです。

ボイスが入っていたり隕石が飛んできたりと、連打でもワチャワチャと短時間で楽しめるのはGood。
タイムアタックにしてしまうと、どうしても考える時間がなくなるので、雑な操作になり大味なプレーになってしまうので、ゲーム性を高め再チャレンジしたくなるようにするには、あと少し練り込みが必要かと思いました。

チーム3 埼玉コンピュータ&医療事務専門学校

チーム3は埼玉コンピュータ&医療事務専門学校の1年生と2年生混合の4名チームです。

ゲーム内容は、各ステージをヨコシマな考えでクリアしていくアドベンチャーゲームです。

プレイヤーによこしまな操作を要求し、よこしまな操作とは何かを考えさせるのはGood。
プレイヤーとの知恵比べ、ネタ勝負になるのでどれだけアイデアを出せるか。
1ステージ1ネタだとコスト高になるので、1ステージの中にギミックをいくつか入れられると良かったと思いました。

チーム4 学校法人情報文化学園アーツカレッジヨコハマ&東京国際工科専門職大学

チーム4は学校法人情報文化学園アーツカレッジヨコハマと東京国際工科専門職大学の2年生混合の4名チームです。

ゲーム内容は、次々と出現するアイテムを、お題に沿って振り分けていくアクションゲームです。

ルールや操作はシンプルで、連続正解すると仕分けできるスピードが上がっていくのは緩急が出てGood。
寄越し魔が送りつけてくるものが国旗だったり動物だったり、ゲームシステムと世界観設定があまりシンクロしていないので、そこの練り込みはもっとした方が良いと思いました。

チーム5 専門学校東京クールジャパンアカデミー

チーム5は専門学校東京クールジャパンアカデミーの1年生と2年生混合の6名チームです。

ゲーム内容は、各シーンのギミックを解きながらストーリーを進めていく脱出系アドベンチャーゲームです。

3日間で作ったとは思えないボリュームでまとめ上げていたのはGood。
ストーリーや設定がテーマに引っ張られていて分かりずらかったので、テキストや設定をもう少し丁寧に説明する必要はあるかなと思いました。

チームα プロチーム

チームαはプロチーム4名チームです。

国土交通省が公開している地形データ「PLATEAU」を使用した、イベント開催地である三鷹駅周辺で行うドットイートアクションゲームです。

ゲーム自体はシンプルな内容ですが、プラトーを使えば何か今後に繋がるかもしれないという邪な考えで制作を進めたことについては、学生に対して「何を見せているんだ」という気になりました(笑)

チームβ プロ&学生混合チーム

チームβはプロ3名と専門学校東京クールジャパンアカデミーと東京国際工科専門職大学の5名チームです。

モヤで見えにくいステージを、カメラシャッターで切り替えながらゴールを目指すアクションゲームです。

ゲームシステムやステージの多さは遊びごたえがあってGood。
1画面固定だとステージを覚えてしまうのでシャッターを切り替える重要性が乏しく、落ちてもミスにならないので緊張感も生まれないのは改良の余地があると思いました。


以上が今回のゲームジャムで出来た作品です。
せっかくここまで出来ているので、今後も継続開発を行って是非完成度を上げて欲しいです。
改めてソースコードを見て、いい加減に作ったところの改良や最適化をして実力を上げていってもらえればと思います。

最後になりますが、今回のゲームジャム開催にあたり協賛・協力いただきました企業様、団体様には心からお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

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